あすにかけて太平洋側は大雨のおそれ
2009年11月10日 9時48分
東シナ海を低気圧や前線に伴う雲が進んでいます。
低気圧の前面で雲が大きく盛り上がっているのがわかりますか?
この雲の形状をバルジと呼びます。
低気圧の前面に流れ込んだ暖かく湿った空気が上昇して雲となり、
ジェット気流に乗って北東に流れている時に形成されます。
この時、低気圧のうしろには冷たい空気が下降しています。
暖かくて軽い空気が上昇し、冷たくて重い空気が下降する過程が
温帯低気圧を発達させるエネルギーです。
ですから、バルジができている時は、温帯低気圧が発達中と判断できるわけです。
低気圧の発達は大雨や大雪をもたらす場合もあるんですね。
きょうはこの雲が次第に東に進み、
西から雨を降らせます。
九州南部や四国ではすでに雨が降り始めていて、
夕方には東海まで雨の範囲が広がるでしょう。
特に太平洋側は雷が鳴って雨の降る量が多くなる所もありそうです。
初め晴れている関東や東北でも夜遅くには雨が降るでしょう。
気温の低い北海道では夕方以降、
内陸部から徐々に平野部に雪の範囲が広がってきそうです。
あすにかけて西日本から東日本の太平洋側は大雨のおそれがあります。
低気圧が西から近づく時は雲の形に注意して、
バルジが見られたら、その先の天気に少し注意してみてください。