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サウジアラビア・豪雨の日の赤外画像

2009年12月1日 10時23分
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日直予報士 谷生美奈 谷生美奈 カテゴリ:防災・災害 2009年12月1日 10時23分 参考になった 参考になった(15)

先月25日、中東のサウジアラビアで豪雨の被害がありました。

こちらはその日(25日)の気象衛星からみた雲の様子です。(赤外画像)
gl.09112506
現地時間9時


gl.09112512
現地時間15時


gl.09112518
現地時間21時


ちょうど被害のあった、サウジアラビア西部のジッダ付近に
白く輝く雲の塊があります。

赤外画像は温度の低い所ほど白く、
高い所ほど黒くなるように写ります。
雲は上空にあるほど温度が低いため、
赤外画像で白く写る雲は背の高い雲ということです。

ジッダ付近の雲はひときわ白く、
形状もくっきりしていて、
背の高い積乱雲であることがわかります。
また、25日9時にあった雲が、
21時にはほとんどないことから、
雨の降った時間も半日もなく
その雲の大きさから、サウジアラビア西部の一部で降った雨だと
いうこともわかります。
このように衛星写真だけでも見えてくることが多くあります。

ちなみにもうひとつの衛星写真、可視画像は
太陽からの反射をとらえていて、厚い雲ほど白く写ります。
赤外画像と可視画像を組み合わせてみると、
雲の状態がもっとよくわかります。
ただ、太陽の光のない夜は写らないため、
テレビの連続した衛星写真では
昼夜の区別なく使える赤外画像が使われています。

世界天気(サウジアラビア)
世界の気象衛星画像(中近東)




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