8月も今日で終わりですが
相変わらず、本州付近には夏の太平洋高気圧。
そして、沖縄付近や東シナ海には台風。
これはきょう朝9時の上空5000m付近の様子
青い点線=高気圧
赤い丸=台風
次に、今夜9時の同じく上空5000m付近
青い点線で囲んだ高気圧の範囲が大きくなっているのが分かります。
これは
高気圧の勢力が強まっていることを意味しています。
この先しばらく
もう9月になるというのに
高気圧の勢力は更に強まりそうです。
さて、ではなぜ高気圧の勢力が強まるのか?
もともと、太平洋高気圧は
10日から14日くらいのサイクルで
勢力を強めたり弱めたりを繰り返しています。
そこに、今回はさらに台風の影響が加わっているんです。
この、しょぼくれた図を。
・本来、高気圧の圏内には下降流。
・一方、台風は、強い上昇気流を伴う
(だから雨雲が発達して強い雨を降らせる)
(下の雲画像の、台風の雲の塊は真っ白。白く明瞭なのは上空まで発達している証拠)
・この上昇気流、果てしなく昇り続けるのではなく図の点線のあたりでストップ
・空気は行き場をなくしてそのまま周辺へ
(台風の雲の塊の周辺部に放射状のすじ状の雲が見られる。
これは上空で、台風の外側に向かって風が吹きだしていることを意味する)
・最終的に台風の周辺では行き場をなくした空気は下へ
・下降流となる…★
・高気圧圏内で元々生じている下降流に★の下降流が加わる
・結果、高気圧が太る
という流れです。
というわけで、
この先、まだまだ晴れて暑くなる所が多そう。
残暑、というよりは、まだまだ、夏が続く感じです。
熱中症への注意はもちろん
高温にくわえて、雨の日が少なく農業への影響も。
水の管理や農作物の管理にも十分注意して下さい。