先月26日に噴火し、活動が活発になっている宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島山(新燃岳)について、気象庁は、本日(1日)07:54に発生した爆発的噴火により、大きな噴石が新燃岳火口から3kmを超えて飛散しているとの情報があることから、本日(1日)11:20に大きな噴石に警戒が必要な範囲を新燃岳火口から概ね4kmまでの範囲と広げました。
噴煙などが主に流れている霧島山の東~南東方向の都城市の様子が、日本気象協会の現地調査チームから届きました。(撮影日:昨日(1/31))
それによると、
都城市内では、粒径が小さめのサイズの火山灰が多く、うっすらと積もっていて雪と同じように場所によっては吹き溜まりのような場所がある。
街の中には下の写真のような、除去した灰を集めた場所があります。
灰は雪とは違い溶けませんので、この大量の火山灰の山を除去する作業が必要になってきます。
市内から、北のほうに行くと、粒径は少し大きくなりました。
畑の上は、霜が降りたように一色に見えます。
都城市高崎町で現地の方に伺った話では、
「27日は明け方から空振、稲光が絶え間なくあり、大爆発をするのではないかと心配
でずっと起きて見ていた。」
「ガラスが割れんばかりのゆれ方なのに、地震と異なり他のものがゆれず不思議な感
じがした。」
とのことでした。
霧島山に近づくほど火山灰の量は多く、10cmぐらい積もっている場所もあります。
ここでは、すべてが灰色でモノクロの世界に見えます。
時折、風が吹くと火山灰が舞い上がり煙のように襲ってきます。
霧島山の西側(鹿児島県側)に移動すると、急速に火山灰の量は減っていきます。
火山灰が全くない場所もあります。
西側から見る霧島山の火口からは、白煙がほぼ5秒毎にでていて、真夏の積乱雲の発達する様子を早送りで見ているように感じます。
夜になると、その白煙が赤く染まります。
ニュースの映像で見る、離れた場所からでは感じ取れない被災地の様子が伝わってきます。調査に行ったメンバーも、行く前に想像していた世界とは違うものだったとのことでした。
引き続き、気象庁や地元自治体から発表される最新の火山情報に警戒するとともに、降り積もった火山灰の量も多くなっていますので、雨が降った場合には土砂災害の危険も高まっています。これからは雨の情報にも十分注意し、早めの避難をお願いします。
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霧島山(新燃岳)の噴火情報
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霧島山上空の風向予測
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雨雲の動き(宮崎県)
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気象警報・注意報-(
宮崎県)
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気象衛星画像(西日本)