台風は西日本に上陸へ 18日は西日本・東日本で非常に激しい雨 北日本も荒れた天気
2021年09月17日18:17
台風は九州北部に上陸後、西日本・東日本に広く影響及ぼす
台風は九州北部に上陸後、中国四国にはきょう夜遅くからあす(18日)明け方にかけて最接近する見通しです。近畿に最も近づくのははあす朝から昼すぎにかけて、東海はあす昼前から夜遅くにかけてとなりそうです。台風は、あす夜には東海道沖で温帯低気圧に変わる見通しです。その後、温帯低気圧があさって(19日)朝にかけて、伊豆諸島付近を通過し、関東地方に近づく予想です。西日本から東日本にかけての広い範囲で、台風の接近前から発達した雨雲がかかり、局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。
警戒のポイントは
また、東日本(東海・関東)では、土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。
あす(18日)にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
九州北部は、25メートル(35メートル)、
四国、中国地方、近畿は、23メートル(35メートル)、
九州南部、東海は、20メートル(30メートル)となっています。
また、あす(18日)予想される波の高さは、
九州北部は、6メートル、
九州南部、四国、近畿、東海は、5メートルです。
予想される雨の量
四国は300ミリ、
東海は、250ミリ、
近畿、関東甲信は、200ミリ、
中国地方は、150ミリ、
九州北部は、120ミリ、
九州南部、北陸は、100ミリとなっています。
また、その後、あさって(19日)午後6時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で、
東海と関東甲信で、100~150ミリです。
北日本も低気圧の影響で荒れた天気
あす(18日)午後6時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で、
北海道、東北で180ミリとなっています。
また、その後、あさって(19日)午後6時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で、
北海道、東北で、およそ50ミリです。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒してください。
交通への影響も
最新の台風情報を得るとともに、交通機関からの情報も注意するようにしてください。