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質問

2009年8月7日 23時2分
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すぐに知りたい 標高と気温の関係
こんばんは(^^)v 今度、富士山に登ることのなりました。そこで、気温の変化について、調べたいので教えてください。山のように、標高が高くなると気温が下がるのは、なぜですか?また、どれぐらいのぼると、何度下がりますか?
カテゴリ:
天気
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質問者:
低血圧のワニ
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回答

2009年8月8日 13時8分

簡単にいうと、乾燥した空気なら100mで1度。雲の中なら100mで0.5度、下がります。中学の理科の教科書に書いてあると思いますが、 気温 標高 雲 フェーン現象 で検索すればわかると思います。

回答者:
sol-ra
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お礼
2009年8月10日 22時33分

簡潔で、わかりやすかったです。理科の教科書の下のほうの内容になっているので、本をもらったらしっかり勉強します!また、検索します!ありがとうございました。<m(__)m>

回答

2009年8月9日 20時43分

結論から言えば、重力とそれによって発生する大気圧の影響です。高度11kmまでは1000m毎に6.5℃気温が低下します。世界最高峰のエベレストでも8,844mですから、1000m毎に6.5℃低下はどの山でも同じと考えてよいでしょう。

気温のさがる原理ですが、複数の要素を考えなくてはいけません。

まず、地球の大気について考えてください。大気にも質量があり、重力に引かれるため地球表面を取り巻くように存在しています。おおむね地表から100kmくらいまで大気が積み重なっています。この重なりが大気の圧力を発生させます。布団をたくさん被せられた状況をイメージしてください。たくさん布団を掛けられると重いでしょう? で、実際の大気の圧力は、天気予報でよく聞くように約1014hPaが地表面の圧力です。

で、標高とともに温度が下がる理由。大気は、シャルルの法則というのに従う特性を持ってます。簡単にいえば、「容積一定の気体の圧力が下がると、温度もそれに比例して下がる」という特性です。で、前の段落を思い出してください。地表が約1000hPa、高度100kmでほぼ0hPaです。完全に比例するわけではありませんが、高度を上げると大気圧はそれに応じて下がっていきます。3000mも登れば700hPaくらいですかね。300hPaくらい大気圧は減ります。これをシャルルの法則に当てはめると、圧力の下がった大気は、同時に温度も下がります。19.5℃くらいさがるでしょうか。

基本的な考え方は以上です。実際の山では大気の湿度や、大気を運ぶ風の影響で理論通りの温度にならないことがありますが、おおよその気温を想像するぶんには十分使えます。

これに当てはめると、富士山の標高は3,776mですから、海抜0mと比較して、気温は約24.5℃が低いことになりますね。

お礼
2009年8月10日 22時29分

本当に詳しく、説明していただきありがとうございました!自分でももう少し勉強しないと難しいですが、興味がわきました。

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