口永良部島レベル2
2008年10月3日 16時0分更新
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
1.火山活動の状況(9月29日~10月3日15時)
今期間、火山性地震は少ない状態が続いています。火山性微動は9月10
日以降、時々発生しています。
遠望カメラでは、少量の噴気を観測し、高さは火口縁上20から100m
で推移しました。
GPSによる地殻変動観測では、9月以降、新岳火口周辺の膨張を示す変
化が認められます。
また、10月1日に九州地方整備局の協力を得て行った上空からの観測で
は、新岳火口の南側火口壁で噴気が増加しているのを確認しました。
これらのことから、口永良部島の火山活動は高まった状態が続いていると
考えられます。
9月29日からの火山性地震及び火山性微動の回数(速報値)は以下のと
おりです。
火山性地震 火山性微動
9月29日 1回 3回
30日 2回 2回
10月1日 8回 2回
2日 10回 2回
3日(15時まで) 2回 2回
2.防災上の警戒事項
口永良部島では、火口から1km程度の範囲に影響を及ぼす噴火が発生す
る可能性がありますので、これらの地域では、弾道を描いて飛散する大きな
噴石に警戒が必要です。
風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。
次の火山の状況に関する解説情報は、10月6日(月)16時頃に発表の
予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>