<火口周辺警報(火口周辺危険)が継続>
1.火山活動の状況(10月4日~10月5日15時)
今期間、火山性微動は観測されていません。
火山性地震は、9月30日03時以降は1時間あたり数回以下と減少して
おり、10月3日からの回数はさらに減少し、日回数が10回以下と地震増
加前の状態に戻っています。
9月26日以降の火山性地震の日回数(暫定)は以下のとおりです。
9月26日 48回
27日 507回
28日 193回
29日 669回
30日 101回
10月 1日 13回
2日 10回
3日 2回
4日 3回
5日(15時まで) 5回
噴煙は白色、火口縁上100m以下で、大きな変化はなく低調に推移して
います。
GPSによる地殻変動観測では変化はみられません。
雌阿寒岳では、2006年、1996年、1988年のごく小さな噴火
が、火山性地震の増加・減少を繰り返すなかで発生しています。今後しばら
くの間は、ごく小さな噴火が発生する可能性があります。
2.防災上の警戒事項
雌阿寒岳では、ポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす
噴火が発生する可能性がありますので、これらの地域では、弾道を描いて飛
散する大きな噴石に警戒が必要です。
風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。
次の火山の状況に関する解説情報は、10月6日(月)16時頃に発表の
予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
<火口周辺警報(火口周辺危険)が継続>