雌阿寒岳レベル2
2009年1月22日 16時0分更新
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
1.火山活動の状況
雌阿寒岳の火山活動は、引き続きやや高まった状態となっています。
本日(22日)05時53分に振幅が小さく継続時間約5分の火山性微動
を観測しました。また、10時台に1回、11時台に2回振幅が小さく継続
時間の短い(1分未満)微動も観測しています。
火山性地震は20日から21日にかけて一旦少なくなりましたが、微動発
生後からやや多い状態となっています。
最近一週間の火山性地震の日回数(暫定)は以下のとおりです。
1月16日 72回
1月17日 87回
1月18日 52回
1月19日 71回
1月20日 15回
1月21日 9回
1月22日(15時まで) 58回
北海道が阿寒湖畔に設置している遠望カメラ(火口の北東約8km)によ
る観測では、本日15時の噴煙は白色、高さは火口縁上約100mで北東に
流れていました。
本日12時頃に札幌管区気象台及び釧路地方気象台が第一管区海上保安本
部の協力により行った上空からの観測では、ポンマチネシリ96-1火口か
らの噴煙は白色で北東に流れていました。火口の周辺には降灰等は見られず
、火口の状況にも特段の変化はありませんでした。
2.防災上の警戒事項
雌阿寒岳では、今後もごく小さな噴火が発生する可能性がありますので、
火口から約500mの範囲に弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要
です。
風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。
次の火山の状況に関する解説情報は、1月23日(金)16時頃に発表の
予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>