2020年01月31日16:23
気象で「冬」とされる最終月・2月がスタートです。冬は乾いた晴天が続くはずの太平洋側。1月は週末も晴れた日が少なかったものの、今週末は冬らしい天気になりそうです。
あす・2月1日(土)と2日(日)は、太平洋側では日差しに恵まれた週末に。
1日(土)は、冬型の気圧配置が次第に緩みますが、冬らしい冷たい空気に包まれます。きょう(1月31日)に比べると寒気は弱いですが、それでも北陸付近まで雪を降らせるような寒気(上空1500メートル付近でマイナス6度以下)が流れ込みます。日本海側は東北や北陸を中心に雪や雨が降り、北陸の平野部でも雪になる所があるでしょう。
2日(日)は緩やかに高気圧に覆われて、太平洋側を中心に晴れるでしょう。大雪の続いている北海道も日差しがありそうです。ただ、西から気圧の谷が近づくため、日本海側は晴れる所も次第に雲が厚くなるでしょう。
関東は久しぶりに、傘なしでお出かけできる週末になりそうです。
東京都心の1月の週末は、土曜日・日曜日(もしくは土曜日・日曜日・成人の日の3連休)に0ミリ以上の降水がありました。週末だけでみると、今週末(2月1日・2日)に「降水なし」なら5週間ぶりです。真冬のこの時期は、「晴れて空気がカラカラ」といった日が続きます。今年に入って、季節外れの大雨や暖かさとなった関東は、ようやく冬晴れの週末となるでしょう。最高気温は10度くらいしか上がらず、日中も寒さが続きます。春本番の陽気を体感した後なので、寒暖差で体調を崩さないようにして下さい。