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明日26日は30℃以上の真夏日地点が急増 朝晩と日中との気温差にも注意

2025年09月25日09:57

日本気象協会 本社青山 亜紀子

明日26日(金)は、最高気温が30℃以上の真夏日地点が増えそう。昼間の暑さだけでなく、晴れた日は朝晩と日中との気温差が大きくなるため、服装でうまく調節を。

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26日は関東でも真夏日に

明日26日(金)は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。九州から東北では雨の降る所がありますが、昼前にはやむ所が多いでしょう。日中は日差しが届いて、気温が上がります。北海道は晴れ間が出ますが、上空の寒気の影響で急な強い雨や落雷に注意が必要です。

気温が上がるのは沖縄や九州から関東の太平洋側で、最高気温30℃以上の真夏日の所が増えるでしょう。予想最高気温は、名古屋で34℃、東京都心は32℃と厳しい暑さになりそうです。東北も、福島など内陸の地域を中心に真夏日になる可能性があります。

寒暖差に注意

この先1週間も気温の変化に注意が必要です。雨で気温が上がりにくい日もあれば、朝晩と日中との気温差が大きくなる日もあります。

28日(日)にかけては晴れる所が多く、東北や北海道を中心に朝晩と日中との気温差が15℃以上になる所もあるでしょう。穏やかに晴れた日の朝は内陸ほど冷えて、日中は速いペースで気温が上がります。10月に入ると最高気温が30℃を超える所は少なくなりますが、朝晩がいっそうヒンヤリしてくるため、一日の中での気温差は大きいでしょう。

最適な服装は?

季節の変わり目で、時間帯によって最適な服装も変わるため、服装選びが難しい時期です。

上の図は、朝の服装の目安をイラストにしたものです。昼間はまだ半袖でちょうど良いくらいの所が多いですが、九州から関東では朝の時間帯の目安は長袖シャツやカーディガンとの重ね着となっています。東北や北海道は、薄手のジャケットなど、軽めの羽織るものが活躍するでしょう。重ね着などでうまく調節してください。

服装指数は、予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。tenki.jpの服装指数では、朝・昼・夜の時間帯で服装の目安を紹介しています。人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、服装選びの参考にしてください。

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