2025年11月01日05:58
今日から3連休。初日の11月1日(土)は北日本で大荒れの天気。大雨による土砂災害や暴風、高波などに警戒を。2日(日)から3日(月)文化の日にかけては、日本海側を中心に大気の状態が不安定になるため、急な激しい雨や雷雨に注意。
今日11月1日(土)は前線を伴った低気圧が急速に発達しながら、東北や北海道の太平洋側沿岸を進むでしょう。未明には、福島県富岡町で1時間に86.5ミリの猛烈な雨が降り、観測史上1位となる雨量を観測。最大瞬間風速は宮城県女川町で26.8メートルと、風が強まっています。
今日は、東北や北海道で非常に強い風が吹き、太平洋側を中心に激しい雨(1時間に30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間に50ミリ以上80ミリ未満)が降るでしょう。東北北部は午前9時頃まで、北海道は昼過ぎにかけてが大雨のピークとなりそうです。
東北と北海道では土砂災害に厳重に警戒し、暴風や高波、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、北海道は潮位が高くなる所があるため、高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒してください。
【最大風速(最大瞬間風速)】
1日
北海道地方 28メートル (40メートル)
東北地方 28メートル (40メートル)
【波の高さ】
1日
北海道地方 7メートル うねりを伴う
東北地方 7メートル うねりを伴う
関東甲信地方 5メートル うねりを伴う
【24時間降水量(多い所)】
2日午前6時まで
北海道地方 120ミリ
東北地方 100ミリ
低気圧が離れても、日本海側では穏やかな秋晴れとはならない見込みです。明日2日(日)から3日(月)文化の日にかけては、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。山陰から北海道の日本海側では雨が降りやすく、局地的に雨脚が強まりそうです。
発雷確率(雷が発生する確率)は、北陸を中心に高くなっていて、午後ほど雨雲が発達しやすいでしょう。急に激しい雨が降り、大雨になる所がありそうです。短時間でも道路が冠水するほどの雨の降り方で、落雷や突風が吹くおそれもあります。山のレジャーも、天気の急変のご注意ください。