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西日本を中心に暴風 観測史上1位の値を更新した所も

2021年08月09日18:21

日本気象協会 本社日直主任

台風9号から変わった低気圧の影響で、西日本を中心に最大瞬間風速が30メートルを超えるような暴風が吹いている所が複数あります。あす10日(火)は東日本や北日本を中心に暴風に警戒が必要です。

台風9号から変わった低気圧は日本海を北東へ進んでいます。低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、全国のあちらこちらで雨雲が発達しています。また、広い範囲で風が強く、特に西日本を中心に最大瞬間風速が30メートルを超えるような暴風の吹いている所があります。

きょう(9日:月曜)18時までの最大瞬間風速は京都府京丹後市の間人(たいざ)37.6メートル、島根県出雲市の斐川(ひかわ)では36.5メートル、愛媛県四国中央市34.5メートルなど、いずれも2009年以降の観測史上1位の値を更新しています。また、鳥取市では33.8メートルを観測し、1943年以来、8月としての1位の記録を更新しました。

低気圧から離れている関東も風が強く、横浜市は最大瞬間風速27.0メートル、東京都心では21.2メートルを観測しています。都心で最大瞬間風速が20メートルを超えるのは今年の3月3日以来のことです。

なお、低気圧は今後も衰えることなく日本海を北上し、あす(10日:火曜)には北日本へと進む見通しです。沖縄・九州から東海にかけての非常に強い風は収まる所が多いですが、関東、北陸、東北、北海道では引き続き風が強く、非常に強い風が吹く恐れもあります。天気が回復する所でも風には警戒が必要です。

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