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13日(月)明け方にかけて 急な強い雨・落雷・突風・ひょうに注意

2021年09月13日00:21

日本気象協会 本社日直主任

低気圧が北海道付近を通過しています。あちらこちらで雷を観測し、雨脚が強まっています。低気圧が一つオホーツク海へ出ましたが、北海道の西の日本海には別の低気圧に伴う雨雲が渦を巻きながら近づき、雨雲の一部が日本海側にかかり始めています。上空に寒気を伴っており、大気の状態が不安定になっています。このあと13日(月)の明け方にかけて、日本海側とオホーツク海側では、急な強い雨、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうにお気をつけ下さい。

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北海道 大気の状態が不安定

12日(日)21時の天気図を見ると、低気圧が一つオホーツク海に進み、寒冷前線が道東を通過しています。一方、北海道の西の日本海にも別の低気圧があって東よりに進んでいます。上空には寒気を伴っており、大気の状態が不安定になっています。オホーツク海側では雷雨になっている所があり、日本海側でも所々で雨脚が強まっています。また、道南の沿岸では西よりの風が強く吹いています。このあと13日(月)の明け方にかけて、日本海側とオホーツク海側では、急な強い雨、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうにお気をつけ下さい。

<雨の予想>
13日(月)18時までの1時間雨量の最大値は、
日本海側北部とオホーツク海側の多い所で 30ミリ
その他の地域の多い所で         20ミリ

13日(月)18時までの24時間雨量は、
日本海側北部の多い所で 80ミリ
その他の地域の多い所で 60ミリ
となっています。

今後、発表される注意報、竜巻注意情報などに留意して下さい。

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