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中国地方 広島市に大雨特別警報 直ちに身の安全確保を

2021年08月14日13:27

日本気象協会 中国支店古庄 栄子

広島県は活発な雨雲が流れ込み記録的な大雨になっています。特に土砂災害警戒区域などでは災害がすでに発生している可能性が極めて高く、命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保してください。
また普段災害が起きないような場所でも、災害の危険度が高まっている異常事態ですので最大級の警戒が必要です。

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降り始めからの降水量 8月の平年降水量2倍以上の所も

中国地方は降り始めからの降水量が各地とも8月の平年値を上回り、山口県・広島県・島根県で300ミリを超えています。また山陽では8月の平年値の2倍以上になっている所があり、広島県三入は400ミリを超えています。
大雨の影響で重大な土砂災害が、いつ発生してもおかしくない極めて危険な状況です。
また山口県・広島県・島根県は江の川、高津川、錦川水系錦川下流部などで「氾濫危険水位」に到達し、「氾濫危険情報」が発表されています。氾濫のおそれが高くなっていますので、自治体からの避難情報を確認し安全確保を行ってください。

今後の雨の見通し 激しい雨のおそれ

明日(15日)も前線や湿った空気の影響で激しい雨の降る所がある見込みです。
明日までの1時間の降水量は各地とも40ミリの予想です(いずれも多い所)。また明日12時までの24時間降水量は山陽と山陰では180ミリ、山口県は120ミリを予想しており、その後明後日(16日)12時までの24時間降水量は山陽では50ミリから100ミリ、山陰はおよそ50ミリ、山口県は100~200ミリの予想です(いずれも多い所)。

このあとも雨が降り総降水量がさらに増える見込みです。引き続き土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重に警戒し、浸水害にも警戒してください。

避難所への避難が困難な場合

大雨や浸水が発生し避難所への避難が難しい場合は、2階以上の山や崖から離れた所へ避難してください。
また避難先は避難所以外にも安全な場所にある親戚や知人の家、ホテルなども選択肢の1つです。ハザードマップを確認して明るいうちに早めの避難を行ってください。

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日本気象協会 中国支店気象予報士/熱中症予防指導員

古庄 栄子

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