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関西 今夜30日(火)からあす1日(水)明け方にかけて荒れた天気

2021年11月30日12:55

日本気象協会 関西支社小口 裕子

きょう30日(火)は、低気圧が日本海を発達しながら北東へ進み、低気圧から延びる寒冷前線が夜に近畿地方を通過するでしょう。近畿地方では、今夜は雨、風が強まり、荒れた天気になる見込みです。

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きょうの夕方以降 竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨に注意

きょう30日(火)の近畿地方は、天気は下り坂となっています。今はまだ晴れ間の出ている所も、次第に厚い雲に覆われるでしょう。夕方以降は西から雨が降り出し、寒冷前線の通過する今夜からあす12月1日(水)の明け方にかけては、広い範囲で雨となる見込みです。局地的に雷を伴って、中部や南部を中心に激しい雨の降る恐れがあります。南寄りの風も強く吹き、荒れた天気になるでしょう。竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨、強風や高波に十分注意をしてください。雷の音が聞こえるなどしましたら、安全な建物の中に入るようにしてください。

雨のあと、あす12月1日(水)は強い寒気が流れ込む

あす12月1日(水)は、寒冷前線が通過したあと、強い冬型の気圧配置になる見込みです。近畿地方の上空には西から強い寒気が流れ込むでしょう。中部や南部の雨は、朝にはやむ所が多くなりますが、北部ではその後も雨が降りやすく、あすの夕方以降は山間部や内陸部で雪に変わる所がある見込みです。また、あすは、風も西寄り、または北寄りの冷たい風に変わり、夜にかけてどんどん寒くなりそうです。気温の変化が大きくなりますので、体調管理にもお気をつけください。

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