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スギ・ヒノキ花粉 東京では予測の7割程度が飛散 花粉シーズン終了までもう少し

2022年04月20日06:18

日本気象協会 本社白石 圭子

花粉シーズン終了までもう少しといえそうです。ただ、東京都内では例年は5月に入っても花粉の飛散が確認されています。花粉症対策が必要な日はもう少し続きそうです。

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今シーズンの花粉の飛散 東京では予測のおよそ7割が飛散

東京都福祉保健局東京都アレルギー情報navi.のデータによると、今シーズン(1月4日から4月11日まで)、東京都千代田区のスギ花粉とヒノキ花粉合計の累積値は、4203.6個/㎠です。予測最大値(スギ・ヒノキ合計)は、5800個/㎠で、予測のおよそ7割が飛散したことになります。

週間花粉情報

きょう20日は、日差しが届く所が多いでしょう。花粉の飛散は、名古屋で「多い」、高松や広島、大阪、金沢、新潟、仙台は「やや多い」見込みです。

21日から22日は、九州から東北を中心に雨が降るでしょう。花粉の飛散は少し抑えられる所がある見込みです。23日は日が差す所があり、花粉の飛散は、東京では「非常に多い」でしょう。24日から25日は、広く曇りや雨で、花粉の大量飛散はない見込みです。

花粉の飛散終了時期はいつ?

東京都内では、スギ花粉とヒノキ花粉合計の累積値が、予測値に達している所もあります。花粉シーズン終了までもう少しといえそうです。ただ、例年は5月に入っても花粉の飛散が確認されています。花粉症対策が必要な日はもう少し続きそうです。

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白石 圭子

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