日本気象協会 tenki.jp

あすの関東 日差したっぷりでも首元・手先は暖めて

2020年01月08日16:34

日本気象協会 本社久保 智子

あす9日(木)の関東は日差しがたっぷりで、昼間は3月中旬から下旬並みの暖かさとなる所が多くなりそう。ただ、北よりの風がやや強く吹くため、油断しないでマフラーや手袋などで首元や手先を暖かくしてお出かけ下さい。

ポイント解説へ

あすは晴れて気温上昇

きょう8日(水)の関東地方は、暖かい南風が流れ込んだ千葉県の南部などで気温が上がり、館山の最高気温は18.0度と4月上旬並みでした。一方、内陸部に冷たい空気が居座ったため、北よりの風が吹いた東京都心などはあまり気温が上がらず、最高気温は東京都心で7.5度、横浜は8.5度でした。(最高気温は午後3時までの値です。)

ただ、あす9日(木)は一時的に冬型の気圧配置となり、関東地方は平野部を中心に晴れる見込みです。きょう8日(水)に気温が上がらなかった所も、あすは日差しとともに気温が上がり、最高気温は15度を超える所もありそうです。3月中旬から下旬並みの所が多いでしょう。

北よりの風がやや強い 首元や手先を暖かく

一般的に、風速が1メートル増すごとに、体感温度は約1度低くなるといわれています。あすは北よりの風がやや強く吹くため、晴れても風が少しヒンヤリと感じられるかもしれません。体調をくずさないように、マフラーや手袋などで暖かくしてお出かけください。

最新の記事(気象予報士)

関連リンク

日本気象協会 本社気象予報士/防災士/熱中症予防指導員

久保 智子

久保 智子の記事一覧