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週間予報 23日勤労感謝の日は荒れた天気に

2022年11月19日18:20

日本気象協会 本社木村 雅洋

来週の中頃にかけては低気圧が立て続けに本州付近を通過するため、あす20日と水曜日23日に広い範囲で雨が降るでしょう。特に水曜日23日(勤労感謝の日)は低気圧が発達するため、各地で雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。

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週明けの朝 関東から北で雨残る

あす20日は、雨の降る所が多く、近畿から関東では局地的に雨脚が強まるでしょう。

21日(月)も北海道や東北、関東では雨が降り、東京も週明けの朝の通勤時には傘が必要になりそうです。一方、東海~九州は天気が回復して、晴れる所が多いでしょう。

22日(火)はほぼ全国的に晴れますが、九州は天気が下り坂で、夜には雨雲が広がりそうです。

23日勤労感謝の日 各地で雨風強まる

23日の勤労感謝の日は、本州付近で低気圧が発達するため、各地で雨や風が強まるでしょう。特に関東など太平洋側ほど雨の量が多くなる可能性があります。祝日で外出を予定されている方も多いかもしれませんが、最新の気象情報をご確認ください。

24日(木)は、低気圧が更に発達して北日本付近へ進むため、北海道や東北では大荒れとなる恐れがあります。交通機関に影響がでることも考えられます。一方、関東~九州は天気が回復するでしょう。

次の土日(26日~27日)は広く晴天

25日(金)は、北海道や東北の天気も回復して、広い範囲で晴れるでしょう。ただ、北海道は東部を中心に風の強い状態が続きそうです。

26日(土)~27日(日)も東北~九州は高気圧に覆われて晴れる所が多く、昼間は快適な陽気となるでしょう。北海道は気圧の谷の影響で大気の状態が不安定になり、ザっと強い雨の降る時間がありそうです。

沖縄は23日(水)頃から湿った空気の影響で、雨の降る日が続くでしょう。

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日本気象協会 本社気象予報士/熱中症予防指導員

木村 雅洋

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