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中国地方 ヒノキ花粉の飛散 終盤へ 今週末はお出かけ日和も空気ヒンヤリ 気温差大

2022年04月15日11:40

日本気象協会 中国支店高田 尚美

中国地方は西部を中心にヒノキ花粉の飛散はピークを過ぎ、量が減りつつあります。今週末は晴れて、昼間は過ごしやすい陽気でしょう。ただ、16日は空気がヒンヤリと感じられ、17日朝は内陸部を中心に冷え込み、朝と昼間の気温差が大きくなる見込みです。体調管理にお気をつけください。

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ヒノキ花粉 中国地方西部でピーク過ぎる

中国地方では、山口県や広島県西部などでヒノキ花粉飛散のピークが過ぎ、飛散量が減りつつあります。このあと、東部でも徐々に飛散量は減るでしょう。ただ、今週末も東部を中心にヒノキ花粉が大量に飛ぶ見込みです。対策を万全にしておいてください。

16日(土)天気は回復も 空気ヒンヤリ

中国地方は大陸から進んでくる高気圧に覆われる見込みです。朝の内は山陰で雲が多いですが、日中は全般に晴れるでしょう。天気は回復するものの、日本海から流れ込む冷たい空気に覆われるため、北寄りの風がヒンヤリと感じられそうです。山陰や山陽北部の最高気温は15度前後で、3月中旬から下旬並みとなる見込みです。

17日(日)朝と昼間の気温差「大」

高気圧に覆われて、中国地方は全般に晴れる見込みです。日中の最高気温は20度前後となり、過ごしやすいでしょう。ただ、朝は放射冷却現象がよく効き、内陸部を中心に冷え込む見込みです。最低気温は0度近くになる所もあるでしょう。昼間との気温差が20度くらいと、寒暖差が大きくなる見込みです。

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高田 尚美

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