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近畿~関東を中心に10日(木)まで大雨による道路への影響大 冠水した道路は避けて

2026年09月08日09:55

日本気象協会 本社吉田 友海

今日8日から10日(木)にかけて元台風24号や秋雨前線の影響で、四国から東北南部にかけて大雨となる恐れがあります。大雨により道路は通行止めや速度規制など、影響が出ることが考えられます。近畿や東海は今日8日(火)から、北陸や関東甲信は9日(水)から10日(木)にかけて、道路への影響リスクが大きくなるでしょう。四国や東北でも影響の大きな期間がありそうです。道路の冠水に注意が必要です。

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秋雨前線と元台風24号で10日(木)頃まで大雨が続く

今日8日は、前線が四国沖から関東地方の沿岸を通って三陸沖にのびています。台風24号から変わった熱帯低気圧の暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、前線の活動が活発となっています。前線は今後、北上し、10日(木)にかけて西日本から東日本にほとんど停滞するでしょう。また、熱帯低気圧は9日(水)には前線に取り込まれて、前線の活動は10日(木)にかけて活発な状態が続く見込みです。

今日8日から10日(木)にかけて四国から東北南部の広い範囲で、雷を伴って非常に激しい雨(1時間に50ミリ以上80ミリ未満)や激しい雨(1時間に30ミリ以上50ミリ未満)が降り、大雨となるでしょう。特に東海では静岡県や愛知県、岐阜県で今日8日から9日(水)朝にかけて、三重県では今日8日昼過ぎから9日(水)朝にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

道路への気象影響予測

上の図は道路への気象影響予測です。高速道路は通行止めや速度規制など、影響が出ることが考えられます。

四国は9日(水)頃に影響が大きくなりそうです。近畿や東海は今日8日から10日(木)にかけて、北陸や関東甲信では9日(水)から10日(木)にかけて道路への影響が大きくなるでしょう。東北南部の太平洋側でも9日(水)夜から10日(木)朝は影響リスクが大きくなります。最新の道路状況をこまめに確認してください。

非常に激しい雨や激しい雨が降ると、アンダーパスなど周囲より低い道路はあっという間に冠水する恐れがあります。8月の千葉豪雨の際には多くの車が冠水した道路で動けなくなりました。冠水している場所には無理して進まないようにしてください。

冠水道路は危険 車での走行は避けて

大雨により冠水した道路は危険です。冠水した道路の水位は見た目には判断できません。まだ、たいしたことはないと思っても、危険な深さになっている場合があります。

浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。

車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。

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日本気象協会 本社気象予報士 熱中症予防指導員

吉田 友海

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