日本気象協会 tenki.jp

山形・新潟は少しの雨でも土砂災害に注意

2019年06月21日16:00

日本気象協会 本社樋口 康弘

今週火曜日(18日)に強い揺れを観測した新潟県、山形県は今週末、雨が降りやすくなります。強い揺れで地盤が緩み、土砂災害が起こりやすくなっています。急な斜面付近にお住まいの方は十分ご注意下さい。

ポイント解説へ

あす土曜日(22日)

低気圧が日本海を東寄りに進み、北陸や東北に近づくでしょう。このため、新潟県村上市、山形県鶴岡市ともに雨が降ったりやんだりの天気になります。日中は、まとまった雨雲がかかり、雷を伴って雨脚の強まることもありそうです。気温は昼間は25度前後で、湿気も多いので蒸し暑く感じられそうです。

あさって日曜日(23日)

低気圧の動きが遅いため、大気の不安定な状態が続きます。このため、新潟県村上市、山形県鶴岡市ともに日曜日もスッキリ晴れることはありません。午後は雨雲の通り道になり、ザーッと雨脚の強まることもありそうです。気温はいずれも26度予想で、日の差す午前中は暑いでしょう。

今週火曜日(18日)の強い揺れで地盤が緩み、山形県鶴岡市と新潟県村上市では土砂災害が起こりやすくなっています。急な斜面付近にお住まいの方はこの週末、少しの雨でも土砂災害などにご注意下さい。

なお、山形県沖の地震関連情報もあわせてご確認ください。

最新の記事(気象予報士)

関連リンク

日本気象協会 本社防災危機管理者 気象予報士

樋口 康弘

樋口 康弘の記事一覧