秋の子ども服を選ぶ際に注意したいポイントを2つご紹介します。
■1. 大人とは体温が異なることに注意する
思春期前の子どもは汗腺をはじめとする体温調節能力が未発達なため、気温の変化よる影響を受けやすいです。[注1]
大人は涼しいと感じる気温でも、子どもにとっては暑いと感じる場合がありますので、大人目線で必要以上に厚着や重ね着をさせないことが大切です。
地域にもよりますが、たとえば上着であれば、秋の間はカーディガンなど薄手のライトアウターだけでも十分な場合があります。
■2. 雨が降りやすいことに注意する
おおむね8月後半から10月にかけて降る「秋雨」は長雨になりやすい傾向にあります。[注2]
雨が降っている間は服が濡れたり、泥はねしたりしやすくなるので、なるべく汚れにくく、かつお手入れしやすい服を選んだほうがよいでしょう。リネンやポリエステルなどの素材は耐久性が高く、繰り返し洗濯しても型崩れしにくいうえ、乾きも早いので長雨が続いた場合に重宝します。
ただ、ポリエステルはほとんど水を吸わないので、汗対策する場合は中に機能性インナーを重ね着しましょう。
[注1]
環境省:熱中症環境保健マニュアル2014 p.37[注2]
気象庁:季節現象