秋にエアコンを使うときに注意したいポイントを4つご紹介します。
■1. 暑い日は引き続き熱中症に注意する
秋は夏より気温が上がりにくいので、熱中症のリスクは下がると思われがちです。しかし、秋になっても急激に気温が下がるとは限らず、ときには夏並に気温が高くなる日もあります。実際、令和3年の9月には約2,300人の方が熱中症によって救急搬送されています。[注3]
エアコンを使用するときは、秋だからと油断せず、必要以上に設定温度を高くしないよう注意しましょう。
■2. こまめに換気する
気温が高い日にエアコンを使う場合は、まず窓を開けて部屋の空気を入れ換えましょう。最初に室内の熱を外に逃がしておけば、空気が循環し、エアコンをつけたときに効率よく部屋の温度を調節できます。
■3. サーキュレーターや扇風機を併用する
エアコンをつけている間は窓やドアを閉め切りにするため、空気の流れが悪くなりがちです。エアコンの対面にサーキュレーターや扇風機を設置し、適度な風を送れば、効果的に空気を循環させることができます。
■4. カーテンやブラインドを活用する
日差しが強い日は、カーテンやブラインドを使って外からの直射日光を遮りましょう。直射日光をブロックすれば、部屋の温度が上昇しにくくなり、室温を一定にキープしやすくなります。UVカット効果のあるカーテンやブラインドを使用すれば、紫外線対策にもなって一石二鳥です。
[注3]
総務省:令和3年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況 p.2[pdf]