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実況天気図 - 過去の天気 2015年08月

天気概況 - 過去天気 2015年08月

上旬は、太平洋高気圧が本州付近に張り出し、北日本から西日本にかけて晴れて気温が高くなった日が多く、各地で猛暑日となった。中旬は、オホーツク海からカムチャツカの東にかけての高気圧と日本の南海上の太平洋高気圧との間で本州付近が気圧の谷となり、北日本から西日本にかけて低気圧や前線の影響を受けやすかった。沖縄・奄美では、太平洋高気圧の湿った縁辺流の影響で旬中頃を中心に曇りや雨となった。下旬は、非常に強い台風第15号が沖縄・奄美に接近し、25日に熊本県に上陸した後、日本海へ進んだ。沖縄・奄美や西日本では暴風雨となり、各地に猛烈な風と雨で被害が出た。石垣島では23日に最大瞬間風速71.0m/s(観測史上1位更新、統計開始1941年)を観測した。また、九州や山口県で猛烈な雨が降ったほか、三重県でも25日の日降水量が500mmを超えるなど、沖縄・奄美や西日本、東日本太平洋側で大雨となった。これらの地方では、旬平均気温が低く西日本ではかなり低かった。一方、北・東日本には、オホーツク海高気圧から冷湿な空気が流れ込み、気温がかなり低く、東北太平洋側では旬間日照時間が平年比19%で少ない記録1位タイとなった。

各地の実況天気 - 過去天気 2015年08月

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