日本気象協会 tenki.jp

世界が認めた国内スノーリゾート10選|海外からの注目度も高い、日本の冬の魅力

[PR]2025年01月22日

ルスツリゾート

近ごろは、冬の日本に雪を目当てに訪れる外国人旅行客が急増中! その理由は、“JAPOW(ジャパウ)”と呼ばれるふわふわのパウダースノーと、日本ならではの変化に富んだコース、最新のリフト設備や充実したゲレンデ施設なのだとか。

日本で暮らしていると当たり前に思えるけれど、これだけ高レベルのスノーリゾートが国内のアクセスしやすい場所にたくさんある国は、世界でも類を見ません。改めて、その魅力を再発見して楽しんでみたいと思いませんか。
ポイント解説へ

雪質と設備だけじゃない! 日本のスノーリゾートが人気の理由

野沢温泉スキー場

コンパクトだけれど、南北に細長い日本。北海道や長野県に見られるパウダースノーや、新潟の豊富な積雪など、コースとともに雪質のバリエーションが豊富なことが特徴です。さらに、最新のリフト設備が充実しているから、快適に楽しめるというわけ。

ゲレンデ内のレストハウスやレストラン、ホテルなどの宿泊施設はどこも清潔。食事のレベルの高さや、滑らなくても楽しめるアクティビティが充実し、日本流のていねいなおもてなしも人気の理由です。

もうひとつの魅力が、豊富な温泉。日帰りで楽しめるスポットがたくさんあり、その土地ならではの伝統文化に触れられるのもいいですよね。そんな日本が誇る「世界が認めた国内スノーリゾート10選」をご紹介します。

[1]ニセコ東急 グラン・ヒラフ|雪質・スケールとも圧倒的な人気を誇る

ニセコ東急 グラン・ヒラフ

世界が注目した日本のスノーリゾート第1号がニセコ。オーストラリアからスキー客がやってきたことをきっかけに、パウダースノーの素晴らしさが口コミで広がりました。“JAPOW”発祥の地ともいわれています。

アンヌプリ峰に展開する4つのゲレンデのなかで、標高差・スケールとも最大を誇るのが「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」。シートヒーター付きのゴンドラがあるので、寒さ対策も万全です。

全22本のコースは初級者から上級者までレベルを問わず楽しめ、パウダーを満喫できる非圧雪コースも充実。おしゃれなレストランやカフェ、温泉もあるニセコタウンには、無料のシャトルバスが運行しています。海外のスノーリゾートを思わせる街並みで過ごす、アフタータイムも楽しんで!

【ニセコ東急 グラン・ヒラフ】
■住所:北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条2丁目9番1号
■電話:0136-22-0109
■アクセス:[車]札幌市街地から約100km/新千歳空港から約110km [電車]JR函館本線 倶知安駅から路線バスで約20分
■営業期間:~2025年3月31日
■リフト料金:[ひらふ・HANAZONO1日券(レギュラーシーズン:~2025年3月23日)]大人9,500円/4歳~小学生5,700円/中学生・シニア(65歳以上)8,100円 ※スプリングシーズン料金・オンライン料金あり
■「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」詳細はこちら
■「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」の天気はこちら

[2]ルスツリゾート|北海道最大級! ワンランク上のビッグスノーリゾート

ルスツリゾート

オールシーズン楽しめるリゾートとして、海外にもその名が知られている「ルスツリゾート」。スノーシーズンは全37コース、総滑走距離はフルマラソン並みの42kmと、ビッグゲレンデが多い北海道でも最大級のスケールを誇ります。

水分量5%といわれるサラサラのパウダースノーは、上級者はもちろん、初心者やファミリーにも爽快。チュービングやミニボブスレーで、安全にスリリングな遊びができる「サムライキッズパーク」や、ホテル内にある2階建てメリーゴーランド「カルーセル」もぜひ体験してみたいですね。

注目は、Mt.イゾラ山麓に登場した巨大テントの「Riders Villa」。テント内には個性的な飲食ブースが並び、鹿肉バーガーや北海道産トマト&鹿肉のシチューなど、地元食材を使ったメニューを堪能できます。

【ルスツリゾート】
■住所:北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
■電話:0136-46-3111
■アクセス:[車]札幌市街地から約75km/新千歳空港から約85km [バス]札幌 加森ビル③から無料バス(ルスツ号 ※要予約)で約120分/JR千歳線 新千歳空港駅から有料バス(ビッグランズ号 ※要予約)で約120分
■営業期間:~2025年3月30日
■リフト料金:[1日券(レギュラーシーズン:~2025年3月16日)※オンライン料金]大人11,200円/4歳~小学生5,400円/中高生8,300円/シニア(65歳以上)8,300円 ※春スキーシーズン料金あり
■「ルスツリゾート」詳細はこちら
■「ルスツリゾート」の天気はこちら

[3]富良野スキー場|ワールドカップが開催され憧れの舞台となった老舗スキー場

富良野スキー場

「富良野スキー場」の名が世界に知られるようになったきっかけは、1977年に開催されたアルペンワールドカップ。以後、スノーボードワールドカップも開催され、各国のトップスキーヤー&スノーボーダー憧れの舞台となりました。

ゲレンデは富良野ZONEと北の峰ZONEの2エリア。初級者やファミリーにおすすめなのは富良野ZONE。101人乗りロープウェーを利用すれば、山頂まで寒さ知らずでアクセスでき、約3kmのロングランを楽しめます。

一方、変化に富んだコースを楽しみたいなら、北の峰ZONEへ。ナイトアクティビティエリア「ふらの歓寒村」も要チェック! ゲレンデにスキーイン&アウトできる「新富良野プリンスホテル」に滞在すれば、優雅な冬の休日を満喫できますよ。

【富良野スキー場】
■住所:北海道富良野市中御料
■電話:0167-22-1111
■アクセス:[車]道央道 三笠ICから約67km/札幌市街地から約114km/旭川市街地から約60km/帯広市街地から約116km [電車]JR富良野線 富良野駅から新富良野プリンスホテル行き「ラベンダー号」で約17分
■営業期間:~2025年5月6日
■リフト料金:[1日券(~2025年3月23日)]おとな7,500円/シニア(60歳以上)6,900円 ※小学生以下無料 ※春スキー料金あり
■「富良野スキー場」詳細はこちら
■「富良野スキー場」の天気はこちら

[4]野沢温泉スキー場|100年の歴史を誇るパウダーと温泉のパラダイス

野沢温泉スキー場

1924年の創設から100年を超える歴史を有する「野沢温泉スキー場」は、日本のスキーとウィンタースポーツの歴史をけん引してきました。

パウダースノーに恵まれたゲレンデの最長滑走距離は、なんと10,000m! ツウ好みのイメージが強いですが、全長8,000mの初級コースや無料で楽しめるキッズパークも完備しています。

ぜひ体験してみたいのが、村内に13ヶ所ある外湯巡り。江戸時代から村の人たちによって守られてきた共同浴場は管理が行き届き、とても清潔。100%かけ流しの天然温泉とともに、日本古来の温泉文化に触れてみてください。

【野沢温泉スキー場】
■住所:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷7653
■電話:0269-85-3166
■アクセス:[車]上信越道 豊田飯山ICから約20km/関越道 塩沢石打ICから約55km [電車]JR北陸新幹線 飯山駅から直通バス+無料シャトルバスで約40分
■営業期間:~2025年5月6日
■リフト料金:[1日券(~2025年3月22日)]大人7,300円/小学生4,400円/シニア(60歳以上)5,900円 ※未就学児無料(要保護者同伴 ※保護者1名につき1名) ※春山券あり
■「野沢温泉スキー場」詳細はこちら
■「野沢温泉スキー場」の天気はこちら

[5]斑尾高原スキー場|天然雪たっぷりの斑尾山全51コースが滑り放題!

斑尾高原スキー場

ゲレンデの大部分が標高1,000mを超え、豪雪地帯ならではの天然雪がたっぷり! 日本最大級の非圧雪コースがあることから、“パウダーの聖地”と呼ばれることも。お隣の「タングラムスキーサーカス」と共通のマウンテンパスを利用すれば、全51コースのビッグゲレンデを滑り放題で楽しめます。

上級向きのイメージがありますが、屋内休憩所とスノーエスカレーターを完備したキッズパークもご用意。滑れるキッズは「ファミリーアドベンチャーコース」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

リゾートのシンボルともいえるのが、ホテル前からゲレンデにスキーイン&アウトできる「斑尾高原ホテル」。天然温泉の大浴場のほか、信州の食材を使った料理を味わえるメインダイニングや居酒屋が好評を博しています。

【斑尾高原スキー場】
■住所:長野県飯山市斑尾高原
■電話:0269-64-3214
■アクセス:[車]上信越道 豊田飯山ICから約10km/妙高高原ICから約15km [電車]JR北陸新幹線 飯山駅から路線バスで約30分
■営業期間:~2025年3月30日
■リフト料金:[マウンテンパス1日券(タングラム共通)]大人8,000円/小学生5,000円/シニア(55歳以上)7,500円 ※未就学児無料 ※エリアパスあり
■「斑尾高原スキー場」詳細はこちら
■「斑尾高原スキー場」の天気はこちら

[6]タングラムスキーサーカス|雪の遊園地と絶景テラスは滑らなくても楽しい!

タングラムスキーサーカス

「タングラムスキーサーカス」といえば、スノーモビルやスノーラフティングといった雪上アクティビティの充実で人気のスキー場です。そりや雪上メリーゴーランドを思わせるカルーセルで遊べるキッズパークは、まるで、雪の遊園地のような楽しさ!

ベースには「ホテルタングラム」がスタンバイ。目の前にあるフード付きリフトに乗って約10分の空中散歩で到着する「野尻湖テラス」からは、雪山とともに野尻湖を一望する絶景が広がります。

そのほか、ホテル内には雪見の温泉露天風呂に、室内プールやマッサージ施設もあり、リゾート気分を満喫できるのが外国人にも人気の理由のようです。

【タングラムスキーサーカス】
■住所:長野県上水内郡信濃町古海3575-8
■電話:026-258-3511
■アクセス:[車]上信越道 信濃町ICor妙高高原ICから約10km [電車]JR北陸新幹線 長野駅からホテル宿泊者専用バス(要予約・無料)で約60分/JR北陸新幹線 飯山駅から路線バスで約45分/しなの鉄道北しなの線 黒姫駅から路線バスで約30分
■営業期間:~2025年3月30日
■リフト料金:[1日券]大人6,000円/キッズ券(未就学児)1,000円/小学生3,700円/シニア(55歳以上)5,500円 ※マウンテンパス1日券(斑尾全山共通券)あり
■「タングラムスキーサーカス」詳細はこちら
■「タングラムスキーサーカス」の天気はこちら

[7]舞子スノーリゾート|高速ICから最短1分! 最長6,000mのビッグゲレンデ

舞子スノーリゾート

関越道 塩沢石打ICから最短1分のロケーションに加え、JR上越新幹線 越後湯沢駅からは無料シャトルバスもあり、アクセス抜群の「舞子スノーリゾート」。日帰り派もステイ派も大満足の各種施設が充実し、シーズン中、何度も通うのにぴったりのスキー場です。

全26コース、最長滑走距離6,000mを誇るゲレンデは全3エリア。ステイ派に使い勝手がいいのは、ゲレンデ中腹に「舞子高原ホテル」がある舞子エリア。ゲレンデの混雑が少なく、のんびり楽しめます。

ロングコースをガンガン滑りたい人や日帰り派には、「日帰りスキーセンター」を完備した長峰エリアがおすすめ。ゴンドラ山頂駅から滑り込む奥添地エリアにはたっぷりの天然雪が期待でき、降雪後はパウダーランも楽しみです。

【舞子スノーリゾート】
■住所:新潟県南魚沼市舞子2056-108
■電話:025-783-4100
■アクセス:[車]関越道 塩沢石打ICから約1km [電車]JR上越新幹線 越後湯沢駅から無料シャトルバスで約20分
■営業期間:~2025年3月30日
■リフト料金:[1dayパス]大人6,500円/小学生3,500円/中高生6,000円/60歳以上6,000円 ※未就学児無料(要保護者同伴 ※保護者1名につき2名まで)
■「舞子スノーリゾート」詳細はこちら
■「舞子スノーリゾート」の天気はこちら

[8]湯沢中里スノーリゾート|列車を降りたら、目の前がゲレンデ!

湯沢中里スノーリゾート

「新幹線や列車で、ラクして行きたい!」という人には、ここ、「湯沢中里スノーリゾート」がおすすめ。JR上越線 越後中里駅とゲレンデが直結し、列車を降りたらすぐに滑り出せます。

雪遊びデビューにぴったりなのが、そりエリアとスキー&スノボエリアに分かれた「スマイルキッズパーク」。もう少し滑れるようになったら、50mと100mの2本のスノーエスカレーターを備えた「エンゼルゲレンデ」へ。

そして、海外のスキーヤー&スノーボーダーにも注目を集めるのが無数の非圧雪コース。ツリーランエリアや地形を利用したスノーパークも充実しており、上級者も飽きさせない魅力にあふれています。

【湯沢中里スノーリゾート】
■住所:新潟県南魚沼郡湯沢町土樽5044-1
■電話:025-787-3301
■アクセス:[車]関越道 湯沢ICから約5km [電車]JR上越線 越後中里駅直結/JR上越新幹線 越後湯沢駅から無料送迎バスで約15分
■営業期間:~2025年3月30日
■リフト料金:[1日券]大人5,800円/小学生2,800円/中高生4,700円/シニア(60歳以上)4,700円 ※未就学児無料(要保護者同伴 ※保護者1名につき1名)
■「湯沢中里スノーリゾート」詳細はこちら
■「湯沢中里スノーリゾート」の天気はこちら

[9]苗場スキー場|あらゆる施設が揃ったウィンターリゾートの代表格

苗場スキー場

日本のウィンタースポーツ人気の火付け役ともいえる「苗場スキー場」。最長滑走距離4,000mを誇り、全24本のコースがあらゆるレベルのスキーヤー&スノーボーダーを魅了します。

ゲレンデベースで圧倒的な存在感を放つのが、単一スキー場としては国内最大規模の客室数をもつ「苗場プリンスホテル」。多彩なレストラン、バー、温泉施設などを備えた館内はひとつの街のような賑やかさで、王道のリゾートステイを体験できます。

ファミリーにおすすめは、動く歩道完備の「わくわくファミリースノーランド」。「カッパスノーモービルランド」ではスノーモービル体験も楽しみ。名物の「ドラゴンドラ」を利用して、苗場・かぐら・みつまた・田代のビッグエリアを滑り倒すのもいいですね。

【苗場スキー場】
■住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国
■電話:025-789-4117
■アクセス:[車]関越道 月夜野ICから約33km/湯沢ICから約21km [電車]JR上越新幹線 越後湯沢駅から路線バスで約45分/宿泊者専用シャトルバスで約40分
■営業期間:~2025年4月6日
■リフト料金:[苗場エリア1日券]おとな7,200円 ※小学生以下無料 ※Mt.Naeba1日券あり
■「苗場スキー場」詳細はこちら
■「苗場スキー場」の天気はこちら

[10]スキージャム勝山|西日本最大級のゲレンデはアクセスのよさも抜群!

スキージャム勝山

名古屋から約2時間、大阪からは約3時間でアクセスできる便利さに加え、最長滑走距離5,800mは西日本最大級! 豊富な天然雪に恵まれた15コースで、レベルに合わせた多彩な滑りを楽しめます。

上級者を魅了するのが、最大斜度37度の急斜面やコブ斜面、さらに、日本海側ならではの天然雪たっぷりの非圧雪斜面も。初級者でも3kmのロングコースを満喫できるうえ、キッズやファミリーにやさしい施設が充実しており、ゲレンデデビューにも最適!

たっぷり滑ったあとは、ベースのリゾートセンターに隣接する温泉施設「法恩寺温泉ささゆり」でリラックス。雪見の露天風呂からは美しい夕日を眺められます。ゲレンデ直結の「ホテルハーヴェストスキージャム勝山」滞在もおすすめです。

【スキージャム勝山】
■住所:福井県勝山市170-70
■電話:0779-87-6109
■アクセス:[車]中部縦貫道 勝山ICから約14km [電車]JR北陸本線 福井駅から直行バス(有料 ※~2025年3月16日の土日祝・年末年始運行)で約55分
■営業期間:~2025年4月6日
■リフト料金:[1日券]大人5,800円/キンダー(3歳~未就学児)1,900円/子供(小学生)3,500円/シニア(60歳以上)5,000円
■「スキージャム勝山」詳細はこちら
■「スキージャム勝山」の天気はこちら

日本が世界に誇るスノーリゾートの魅力を再発見!

斑尾高原スキー場

世界が認めた国内のスノーリゾート10選を見ると、改めて、その素晴らしさがわかります。外国人旅行者が日本の雪を求めてやってくるのも納得ですよね。

スノースポーツを楽しみたい気持ちに国境はありません。日本の魅力を再発見し、そのよさを伝えるゲレンデでの国際交流もぜひ楽しんでみてください!

関連リンク

特別企画

このライターの記事一覧
ライター一覧