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買いすぎて、余ってしまった年賀状の有効な利用方法とは

2015年01月21日

お年玉付き年賀状の賞品の発表がありましたが、結果は確認なさいましたでしょうか?

これまで、お年玉付き年賀状の賞品は、パソコンや家電だったのが、今回から、1等賞品が現金1万円になりました。「現金プレセント?!」ということで、昨年末に話題になりましたので、覚えてらっしゃる方も多いかと思います。1等の当選の確率についても、これまでは100万本に1本の割合だったのが、今年は10万本に1本へと確率アップしているということです。
まだ、当選結果を見てないという方、ぜひ、チェックを!
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郵便局で交換してみる

お年玉の内容が変わったことで、年賀ハガキを例年より多めに購入したという方もいらっしゃるかもしれませんね。結果、少し使わずに残ってしまったご家庭もあると思います。
お手元に残った未使用の年賀ハガキは、郵便局で、手数料を支払えば、通常のハガキや切手、レターパック封筒に交換してもらえます。実は、この有料交換は、白紙である必要がなく、印刷を失敗したハガキや、宛名を書き損じたものでも、大丈夫なのです。ゆうパックを送付する際の、料金として利用することもできるそうです。
知らなかった!という方、2016年に出す年賀状は、失敗したものでも、捨てないでくださいね。

ちなみに、未使用、書き損じのハガキ、つまり、いただいた年賀状ではないハガキでも、お年玉に当選していた場合は、賞品に交換してもらえますので、まずは当選をチェックしてみてから…ですね。

参考:http://www.post.japanpost.jp/service/standard/kaki_sonji/index.html

福祉団体に寄付、国際貢献を始めてみる

さて、手元に残った年賀状の使い方として、

・懸賞ハガキとして使う
・「年賀」という赤字を線で消して、一般はがきとして利用

をしている方も多いと思います。
最近は、懸賞もネットでの応募も増え、ハガキで応募をするという再利用の機会も減ってきましたよね。

今年は、これらのハガキを寄付、国際貢献を始めてみるというのはいかがでしょうか?
NGOやユニセフ支援協力企業などに、未使用や書き損じの年賀はがきを送付すると、これらの法人が、郵便局で切手シートに交換したのち、専門業者で現金化し、

例えば、
・色鉛筆や机、床に敷くカーペットになどの教育環境のため
・ポリオから子どもを守るためのワクチンなど、命を守るため

に役立ててもらうことができるのです。

年賀ハガキに限らず、古い切手、ハガキでも、未使用のものであれば、引き取ってくれるようです。参考サイトを上げてみましたので、小さな一歩を踏み出してみてはいかかでしょうか?

最近は、SNSやメールで新年の挨拶を済ますという方も増え、年賀状離れが指摘されています。お年玉付き年賀ハガキのプレセント内容を変更することで、年賀状離れに、歯止めがかかるか、と期待されたようですが、元旦の配達数だけでいえば、昨年より、1.5%減の18億9900万通だったそうです。

残念な結果ですが、遠く離れた友人やなかなか会えない親戚へご挨拶としても欠かせない年賀状。日本人の大切な習慣として、守っていきたいものですね。

参照:http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2013/00_honsha/0101_01.html


▼ハガキ、切手を回収してくれる法人の一例です
・南アジアの子供や女性を支援する シャプラニール
※http://www.shaplaneer.org/sutenai/hagaki.html

・ハガキを回収、ユニセフへ募金をしてくれる株式会社インプレス
※http://www.unicef.or.jp/partner/ex1/impress/

・フィリピン、ネパール、スリランカの子供たちを支援するチャイルド・ファンド・ジャパン
※http://www.childfund.or.jp/

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ライター

Hachiro.I

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