読み聞かせは、主に絵本を子ども対象に読み語ることを指しますが、子どもたちの最初の本との出会いであり、朗読との出会いといえます。
本に書かれた文字は、私たちに広大な未知の世界を見せてくれます。朗読者は、本の世界を読み解いて音声で表現することで聴き手の想像力を刺激し、黙読の読書とは異なる体験を引き出します。読み聞かせという「声」から始まった本の世界。黙読という「文字」の世界から、再び「声」に戻ってみると新鮮な発見がありそうですね。
NPO日本朗読文化協会では、朗読教室の運営や朗読イベントの開催を随時行っています(朗読教室は9月末まで休講予定。詳細はホームページをご確認ください)。朗読という表現方法を学んだり朗読会などに参加してみるのも、本との新鮮な付き合い方や楽しみ方、ひいては自分の感性を知るきっかけになりそうです。
参考サイト
NPO日本朗読文化協会文部科学省