宵の頃、東の空から昇ってくる火星は、夜半前に明るさを増します。14日の夜には、マイナス0.8等の火星に月が近付きます。月の右側にはアルデバラン、その下に目を移すとベテルギウスが赤く輝いています。火星と赤い2つの星にも注目してみましょう。15日も月と火星の接近を楽しむことができます。火星の右上に見えていた月は、火星の左側に移動します。
12月1日に地球と最接近する火星。今後、ますます明るさを増していき、10月末にはマイナス1.2等の輝きになります。
・参考文献
『アストロガイド 星空年鑑 2022』 アストロアーツ
・参考サイト
国立天文台「ほしぞら情報(2022年10月)」