5月6日の未明から明け方にかけて、月が地球の淡い影(半影)に隠される「半影月食」がおこります。
月が地球の濃い影(本影)に隠されて赤銅色になる「月食」と比較すると、半影月食は月がほの暗く見える程度の現象です。今回は月が本影にかなり近付くため、食の最大の頃には月の上部が暗くなるのがはっきり分かる可能性があります。
この現象は全国で見られ、食の始まりは0時14分頃、食の最大は2時23分頃、終わりは4時32分頃となります。後半は空が明るくなるため、観測が難しくなります。食の最大の頃がいちばんの見どころになります。
◆月食各地予報(国立天文台)