冬の寒さが本格的になる12月の満月は「コールドムーン」。名称は、月の満ち欠けとともに生活していたネイティブアメリカンが、毎月の満月に付けていた名前に由来します。
1年で最も多くの1等星が見られる冬の星空。おおいぬ座のシリウス、オリオン座のリゲル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座のプロキオンを結んでできる6角形「冬のダイヤモンド」が美しく夜空を彩ります。
満月の近くには、ふたご座のカストルとポルックスが寄り添い、並んで夜空を巡ります。
・参考文献
『アストロガイド 星空年鑑 2023』 アストロアーツ
・参考サイト
国立天文台「ほしぞら情報2023年12月」