年明けの夜空を彩るのは、「しぶんぎ座流星群」。極大時刻は4日18時頃と予測されています。この時間帯はまだ放射点が低いため、放射点の高度が上がる4日と5日未明が観測のチャンスとなります。
しぶんぎ座流星群は極大時刻の前後数時間に活動が集中するという特徴があるため、この時間帯にはすでに流星数が減っている可能性も。下弦過ぎの月明かりの影響もあり、空の暗い場所で観測した場合でも、流星数は1時間あたり10個程度と予想されています。
防寒の準備を万全にして、新年の空をゆったり眺める気持ちで流星を観測してみてはいかがでしょうか。
・参考文献
『アストロガイド 星空年鑑 2023』 アストロアーツ
・参考サイト
国立天文台「ほしぞら情報2023年12月」国立天文台「ほしぞら情報2024年1月」国立天文台「暦Wiki 月の南中高度」