夜間に高速道路を安全に走行するために押さえておきたいポイントを2つ紹介します。
■早めに休憩を取る
夜間走行は昼間よりも緊張を強いられるぶん、心身ともに疲れやすいと言われています。SAやPAがあったら早めに休憩を取り、疲労を溜め込まないよう工夫しましょう。
あらかじめ走行する高速道路の情報をチェックし、どのSA、PAで休むか計画しておくと、気分的にも楽になります。
■状況に応じてハイビームとロービームを切り替える
乗用車のヘッドライトは、下向きに照射するロービームと、上向きに照射するハイビームを任意で切り替えることができます。ロービームが照らせるのは車の前方約40mほどですが、ハイビームにすると前方約100mまで照らすことができるため、より遠い位置まで視認しやすくなります。[注4]
夜間は周囲の視界が悪くなりやすいので、ハイビームを上手に活用してなるべく視界を明るく保つ工夫を取り入れましょう。
ただ、ハイビームにすると前走車や対向車のドライバーに直接ライトが当たり、目をくらませてしまうおそれがあります。そのため、夜間の高速道路を走行する際は、基本はハイビームにし、前走車や対向車(中央分離帯がない場合)が来たときはロービームにするなど、適宜切り替えて運転することをおすすめします。
[注4]
JAF(日本自動車連盟):[Q]夜間走行時のヘッドライトはハイビームが基本?