初夏にあたる5月に、保育園児に着せる服の選び方のポイントを3つご紹介します。
■1. 裾や袖が長すぎない服を選ぶ
5月は半袖で過ごせるほど気温が上がるわけではないので、長袖長ズボンのスタイルが基本になります。子どもの服はすぐにサイズアウトしてしまうので、成長を見越して大きめの服を選びたくなるところですが、袖や裾が長すぎると、手洗いの時に袖を濡らしたり、裾が泥だらけになってしまう可能性があります。裾を自分で踏んづけると転倒の危険性もありますので、保育園の子どもに着せる服は、袖や裾が長すぎないジャストサイズのものを選びましょう。
■2. 吸湿速乾性の良い素材の服を選ぶ
5月は春先に比べると気温が高くなります。たとえば東京の場合、2020年4月の日平均最高気温が18.2℃で日平均最低気温は7.9℃でしたが、5月は日平均最高気温が24.0℃で日平均最低気温は15.6℃でした。[注1]最高気温は20℃を超える日が多く、天気によっては大人でも汗ばむ陽気といえるでしょう。
大人より体温が高く、かつ運動量の多い子どもは、汗だくになってしまうかもしれません。汗をかいてもベタついたりせず、さらっとした状態をキープできるよう、5月に着せる服は吸湿速乾性の高い素材のものを選ぶのがポイントです。コットンなら肌触りもよく、デリケートな子どもの肌にもやさしくておすすめです。
■3. アウターは1サイズ大きめでOK
保育園の室内は基本的に暖かいので、屋内で過ごすときや、日が差している日中はアウターを着なくても大丈夫です。ただ、朝方や夕方以降は気温がぐっと下がる日もありますので、登園や降園のときはアウターを着せた方がよいでしょう。日中に着る服はジャストサイズが理想ですが、アウターはトップスの上に着るものなので、1サイズ上のものを選んだ方が動きを邪魔しません。
[注1]
気象庁:過去の気象データ検索(東京 月ごとの値)