自宅のお風呂をワンランクアップさせてくれるものと言えば、製薬会社などから発売されている入浴剤です。入浴剤と一言で言っても、有名温泉地の温泉成分を分析して作ったものから、温浴効果を研究して開発したものまで様々なタイプがあります。以下を参考に体調やその日の気分に合わせて、好みのものを選ぶと良いでしょう。
・無機塩類系
成分に多く含まれる塩類(ミネラル等)が皮膚の表面のタンパク質と結合して身体にベールをつくり、保温効果を高めます。冬の寒い日やしっかりと温まりたい日におすすめ。
・炭酸ガス系
お湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収されて血管を広げ、血行を良くすることで新陳代謝を高めます。
・薬用植物系(生薬系)
生薬類をそのまま刻んだものと、生薬エキスを取り出して無機塩類等と組み合わせたものがあります。使用している生薬によって様々な効果が期待できます。
・清涼系
メントールなどが配合されており、湯上がり後の汗のベタツキを抑えます。気温が高い夏の入浴時などにおすすめ。
・スキンケア系
うるおい成分が配合されており、お湯に浸かってやわらかくなった肌に浸透します。うるおい成分が肌の表面だけでなく角層内部にまで浸透し保湿成分を補います。
<参考:
アース製薬株式会社「お風呂なび」>