10月の満月のことを「
ハンターズムーン」と呼んだり、一年のうちで最も小さく見える月を「マイクロムーン」や「ミニマムーン(ミニマムムーン)」と呼ぶなど、スーパームーンの他にも、月にはさまざまな呼び名が多くあります。
約29.5日のサイクルで見られる満月は、アメリカの農事暦で月ごとの満月にそれぞれ名前がつけられています。例えば、「
ピンクムーン」。こちらも「ハンターズムーン」と同じく、アメリカ先住民によって各月の満月につけられた名称で、月がピンク色に見えるわけではありません。ピンクムーンは4月の満月のことを指し、北アメリカが主な原産地のフロックス(phlox)の花の色に由来すると言われています。
ピンクに対して「ブルームーン」という呼び名もあります。ただし、こちらは月ごとの名称ではありません。同じ月に2回満月がある時に、2回目の満月のことを「ブルームーン」と呼びます。
また「ブラッドムーン」という名称もありますが、こちらは皆既月食(月全体が地球の本影の中に入って月全体が暗くなる状態)の時に、真っ黒にならずに赤黒い色になった月のことを言います。
さまざまな月の名称を調べてみると色々な発見がありそうですね。