運動不足を解消するためのトレーニングで、最初に取り組んでもらいたいのがラジオ体操です。ラジオ体操は第一と第二がありますが、それぞれの時間は3分15秒。両方合わせても6分半しかありませんが、この6分半で体の様々な部位を動かせる構成になっています。
ラジオ体操なんて本当にトレーニングになるの?と疑問に感じるかもしれませんが、一般財団法人簡易保険加入者協会の調査によると、60歳以上で継続してラジオ体操を行っている人は、体内年齢が実年齢よりも10〜20歳若いという結果になりました。
騙されたと思ってひと通りやってみてください。想定以上に疲労感があるはずです。ラジオ体操はとても簡単な運動なのに「子どものするもの」というイメージからか、その存在は忘れられがちです。でも、適度な負荷で、特にあまり運動をしてこなかった人に、とてもおすすめのトレーニングなんです。
もう動きを忘れてしまったという人は、YouTubeで確認しましょう。NHKチャンネルがラジオ体操動画を用意してくれています。
【参考】
ラジオ体操の実施効果に関する調査研究