【動画あり】映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」コラボ埼玉県人&滋賀県人が天気で県人性を語る
[PR]2023年11月21日
11月23日公開の映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」とtenki.jpのコラボが実施中です。tenki.jpのトップページが特別仕様になっていますのでぜひお楽しみください。そしてこのコラボを記念して、映画の中で“ディスり”の舞台となる埼玉県と滋賀県のキャスター2人を迎え、お天気の目線でそれぞれの県人性を語りあいました。ぜひ動画も合わせてお楽しみください。
※本来であれば「県民」と書くところを、映画に倣って「県人」と表現します。
埼玉県、滋賀県のディスりあるある
埼玉県新座市出身の埼玉県人、藤島翼キャスターと、滋賀県高島市出身の滋賀県人、山下右恭気象予報士に、まずはそれぞれの県がどんなディスり方をされているのか聞いてみました。
埼玉県は有名なディスり「ダさいたま」と言われることが多いそうなのですが、言われ慣れてしまい今では自分自身で埼玉県の事を「ダさいたま」と言っているという藤島キャスター。あくまで藤島さんの感覚ですが、埼玉県の中にも東京に近い方が優位という認識があるらしく、東京に近い新座市出身の藤島さんは「ダさいたま」とディスりを受けても、自分はほぼ東京都民という気持ちで乗り切っているという事でした。
一方、「ゲジゲジ」という言葉でディスりを受けることがあるという、滋賀県出身の山下気象予報士。「ゲジゲジ」とは、滋賀県のナンバープレートの事で、滋賀の「滋」の字の「幺」の部分がデフォルメされており、虫のゲジゲジに見えると他県人よりディスりを受けているという事です。しかし当の滋賀県人はこの「幺」の部分を「イナズマ」と、カッコいい呼び方をして誇っているそうです。
天気の目線で埼玉県、滋賀県を語る
埼玉県の気候といえば埼玉県熊谷市のキャッチフレーズ「暑いぞ!熊谷」の言葉にもある通り、夏の暑さが厳しいことが有名ですが、それにはちゃんと理由があると、埼玉県人の藤島さんが語ります。
海から近い県は海からの涼しい風で気温が上がりにくくなりますが、埼玉は海から距離があるので海風が入ってくるのが遅く、更にその海風が東京などの大都市を通ってくる過程で温められて入ってくるため、埼玉の平野部は凄く暑くなるとのこと。しかし県北の避暑地である長瀞や、涼しげな風鈴のイベントが行われる川越の氷川神社等、凉を感じられるスポットもある埼玉県は暑いだけ…ではないようです。
しかし、やはり“海なし県”としては海が欲しい、と悔しそうな顔をする藤島さん。
そんな中、琵琶湖はほぼ海だと語る山下さん。その理由は、琵琶湖で泳ぐことができるから。しかも海を泳ぐ海水浴ではなく、琵琶湖は湖で「湖水浴」を楽しめるそう。海水だとどうしても塩で肌や髪などがベタベタしてしまいますが、湖は淡水なのでべたつきもなく快適に遊べるそうです。水上スキーや水上バイクなどのマリンスポーツも盛んなようで、そんな理由から海か海以上に楽しめるとのこと。更に、日本海側に近い地域もある滋賀県は、冬は雪が降りスキーやスノーボードなどのウインタースポーツも楽しめます。
良い所しかない滋賀県ですが…、実は滋賀県の気候のせいで新幹線や在来線が止まってしまう事もあるようです。滋賀県の北東部にある米原市の周辺では突如として雪がドッと降る地域で、そのせいで東海道新幹線が止まったり徐行したりすることがあるんだそうです。また山下さんの出身、高島市を含む琵琶湖の西側に住む人たちの生命線であるJR湖西線は、途中にある比叡山から吹き下ろす強い風「比良おろし」によって、止まってしまう事があるそうです。電車が止まると家に帰ることができないので、家族に車で迎えに来てもらう事もあったと、申し訳なさそうな顔で山下さんが語ります。
埼玉県と滋賀県、どちらの県に住みたいか
お互いの県の良い所も、ちょっと残念なところも語り合った2人。ではどちらの県に住みたいかという質問に対しては、埼玉県人の藤島さんは「埼玉県」、滋賀県人の山下さんは「滋賀県」と答えました。やはり2人ともなんだかんだ言っても郷土愛が強かったようです。
皆さんはどちらの県に住みたいと思いましたか?埼玉県、滋賀県の事をもっと知って好きになってもらえたら嬉しいと語る2人でした。
動画解説:藤島 翼、山下 右恭
企画・素材ご協力:©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会