「ずんだ」はもとは宮城県のお盆料理として食べられたものです。「ずんだ」は「豆打(ずだ)」が訛って「ずんだ」となったと言われていますが、仙台藩伊達政宗の陣中に刀で豆をつぶしたことから「陣太刀」から由来しているという説もあるようです。
今では、ずんだを使ったスイーツが人気で年中販売されていますが、なんといっても旬の枝豆を使ったずんだは格別です。
◆ずんだ餅
<材料:2人前 >
枝豆 200g
塩 40g
水 1,000cc
砂糖 50g
切り餅 8個
<作り方>
1.枝豆は天地をカットし、塩分が吸収されやすいようにする。
塩10gで枝豆を揉み、汚れを落とすと同時に塩分を含ませる。
2.分量の水を沸かし、30gの塩を加え1の枝豆を入れ2~3分煮る。その後ざるにあげて冷ます。冷ましたあと塩は振らない。
3.枝豆をサヤから出し、薄皮も取り除く。すり鉢に入れすりこぎで丁寧に潰す。
4.3に砂糖を加える混ぜる。最後に適量の塩を加え味を調えたらずんだ餡の完成。
5.お餅を食べやすい大きさにカットし柔らかくなるまでレンジにかけ、お餅と4のずんだ餡をからめて完成。
※お餅の代わりに白玉団子にしても美味しくいただけます。
参照:
農林水産省選定 家庭で作る郷土料理百選