蔵王山の火山の状況に関する解説資料
火口周辺危険
火山名 | 蔵王山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | 火口周辺危険 | |
位置・標高 | 北緯38度08.62分 東経140度26.40分 標高1841m |
<火口周辺警報(火口周辺危険)が継続>
火山活動の状況及び予報警報事項
火山活動は活発な状況で推移しています。
御釜付近が震源と推定される火山性地震は多い状態が続いています。
また、本日(19日)14時39分頃に火山性微動が発生しました。今回発生した火山性微動は、最大振幅0.9μm/s[坊平観測点(山頂の南西約5km):上下成分]、継続時間約1分30秒で、これまで観測された火山性微動のなかでは規模の小さなものでした。火山性微動が観測されたのは4月9日以来です。
4月1日からの火山性地震と火山性微動の発生回数(速報値を含む)は、以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
4月 1日から12日 154回 1回
13日 31回 0回
14日 12回 0回
15日 4回 0回
16日 19回 0回
17日 16回 0回
18日 21回 0回
19日(15時まで) 11回 1回
地殻変動観測では特段の変化はみられません。
本日(19日)、山形県消防防災航空隊協力による観測では、御釜周辺及び丸山沢噴気地熱地帯をはじめ想定火口域(馬の背カルデラ)内に異常は認められませんでした。
宮城県の遠刈田温泉及び山形県の上山金谷に設置している遠望カメラでは、異常は認められません。
御釜付近が震源と推定される火山性地震は多い状態が続いています。
また、本日(19日)14時39分頃に火山性微動が発生しました。今回発生した火山性微動は、最大振幅0.9μm/s[坊平観測点(山頂の南西約5km):上下成分]、継続時間約1分30秒で、これまで観測された火山性微動のなかでは規模の小さなものでした。火山性微動が観測されたのは4月9日以来です。
4月1日からの火山性地震と火山性微動の発生回数(速報値を含む)は、以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
4月 1日から12日 154回 1回
13日 31回 0回
14日 12回 0回
15日 4回 0回
16日 19回 0回
17日 16回 0回
18日 21回 0回
19日(15時まで) 11回 1回
地殻変動観測では特段の変化はみられません。
本日(19日)、山形県消防防災航空隊協力による観測では、御釜周辺及び丸山沢噴気地熱地帯をはじめ想定火口域(馬の背カルデラ)内に異常は認められませんでした。
宮城県の遠刈田温泉及び山形県の上山金谷に設置している遠望カメラでは、異常は認められません。
防災上の警戒事項等
想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また、風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また、風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、4月20日(月)16時00分頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。