浅間山の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 浅間山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯36度24.38分 東経138度31.38分 標高2568m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
10月16日から10月20日15時までの浅間山の活動状況をお知らせします。
10月16日から10月20日15時までの浅間山の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況及び予報警報事項
今期間、噴煙の状況は、火口縁上概ね100メートル以下で推移しています。夜間に高感度のカメラで、山頂火口の微弱な火映を観測しています。
18日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は一日あたり500トン(前回12日2000トン)とやや多い状態でした。
2015年4月下旬頃から増加している山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震は、今期間やや少ない状態で経過しています。
火山性地震、火山性微動の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
10月 16日 10回 0回
17日 49回 1回
18日 29回 0回
19日 30回 0回
20日(15時まで) 39回 0回
山頂の南南西にある塩野山の傾斜計では、西または北西上がりのわずかな変化が続いています。
火山活動はやや活発な状態で経過しています。今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。
18日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は一日あたり500トン(前回12日2000トン)とやや多い状態でした。
2015年4月下旬頃から増加している山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震は、今期間やや少ない状態で経過しています。
火山性地震、火山性微動の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
10月 16日 10回 0回
17日 49回 1回
18日 29回 0回
19日 30回 0回
20日(15時まで) 39回 0回
山頂の南南西にある塩野山の傾斜計では、西または北西上がりのわずかな変化が続いています。
火山活動はやや活発な状態で経過しています。今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
火口から概ね2キロメートルの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、23日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。