浅間山の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 浅間山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯36度24.38分 東経138度31.38分 標高2568m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
7月16日から7月20日15時までの浅間山の活動状況をお知らせします。
7月16日から7月20日15時までの浅間山の活動状況をお知らせします。
火山活動の状況及び予報警報事項
今期間、噴煙の状況は、火口縁上概ね300m以下で推移しています。18日夜間に高感度のカメラで、山頂火口の微弱な火映を観測しており、火口底の温度が上昇している可能性があります。微弱な火映を観測したのは、2017年12月23日以来です。
山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震は、今期間やや少ない状態で経過していますが、振幅の大きな地震がときどき発生しています。
火山性地震、火山性微動の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
7月 16日 31回 3回
17日 26回 0回
18日 22回 1回
19日 21回 1回
20日(15時まで) 13回 0回
山頂の南南西にある塩野山の傾斜計でみられていた山頂の西側の膨張を示す緩やかな変化は、ほぼ停滞しています。
火山活動はやや活発な状態で経過しています。今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。
山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震は、今期間やや少ない状態で経過していますが、振幅の大きな地震がときどき発生しています。
火山性地震、火山性微動の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
7月 16日 31回 3回
17日 26回 0回
18日 22回 1回
19日 21回 1回
20日(15時まで) 13回 0回
山頂の南南西にある塩野山の傾斜計でみられていた山頂の西側の膨張を示す緩やかな変化は、ほぼ停滞しています。
火山活動はやや活発な状態で経過しています。今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
火口から概ね2kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、23日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。