浅間山の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 浅間山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯36度24.38分 東経138度31.38分 標高2568m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
浅間山では、8月26日以降、噴火は発生していません。
9月14日以降、8月7日、25日の噴火前と同様に山体浅部を震源とする低周波地震が減少し、やや高周波の地震は増加しています。
昨日(19日)実施した火山ガス観測では、二酸化硫黄の放出量は1日あたり60トン(前回6日200トン)と少ない状態でした。
噴煙の状況は、白色噴煙が火口縁上概ね200m以下で推移しています。
8月7日、25日と小噴火を繰り返しており、これらの噴火前と同様の地震活動の変化がみられていることから、小噴火が発生する可能性がありますので、今後の火山活動の推移に注意する必要があります。
なお、深部からのマグマ上昇を示す山体深部を震源とする地震の増加や地殻変動は観測されていないことから、中噴火が発生する可能性は低いと考えられます。
9月14日以降、8月7日、25日の噴火前と同様に山体浅部を震源とする低周波地震が減少し、やや高周波の地震は増加しています。
昨日(19日)実施した火山ガス観測では、二酸化硫黄の放出量は1日あたり60トン(前回6日200トン)と少ない状態でした。
噴煙の状況は、白色噴煙が火口縁上概ね200m以下で推移しています。
8月7日、25日と小噴火を繰り返しており、これらの噴火前と同様の地震活動の変化がみられていることから、小噴火が発生する可能性がありますので、今後の火山活動の推移に注意する必要があります。
なお、深部からのマグマ上昇を示す山体深部を震源とする地震の増加や地殻変動は観測されていないことから、中噴火が発生する可能性は低いと考えられます。
防災上の警戒事項等
山頂火口から概ね2kmの範囲では、引き続き弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、23日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。