浅間山の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 浅間山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯36度24.38分 東経138度31.38分 標高2568m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
浅間山の山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
浅間山の山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
浅間山では山体浅部を震源とする火山性地震が増減を繰り返しながら引き続き発生しています。また、振幅の小さな火山性微動が発生しています。
噴煙の状況は、白色の噴煙が火口縁上400m以下で推移しています。噴煙量は6月以前と比べ増加した状態で経過しています。
浅間山では火山活動が高まっており、今後、山頂火口から概ね2km以内に影響を及ぼす小噴火が発生する可能性があります。
なお、山頂の南南西にある塩野山観測点の傾斜計で6月20日頃からみられていた、浅間山の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、8月中旬頃からほぼ停滞しています。また、GNSS連続観測では、7月頃に浅間山の西側を挟む基線でわずかな伸びの変化がみられましたが、8月頃からほぼ停滞しています。
噴煙の状況は、白色の噴煙が火口縁上400m以下で推移しています。噴煙量は6月以前と比べ増加した状態で経過しています。
浅間山では火山活動が高まっており、今後、山頂火口から概ね2km以内に影響を及ぼす小噴火が発生する可能性があります。
なお、山頂の南南西にある塩野山観測点の傾斜計で6月20日頃からみられていた、浅間山の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、8月中旬頃からほぼ停滞しています。また、GNSS連続観測では、7月頃に浅間山の西側を挟む基線でわずかな伸びの変化がみられましたが、8月頃からほぼ停滞しています。
防災上の警戒事項等
山頂火口から概ね2kmの範囲では、引き続き弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、30日(金)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。