浅間山の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 浅間山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯36度24.38分 東経138度31.38分 標高2568m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
浅間山の山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
浅間山の山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
浅間山では山体浅部を震源とする火山性地震が引き続き発生していますが、やや少ない状態で経過しています。振幅の小さな火山性微動は時々発生していますが増加する傾向はみられません。
噴煙の状況は、白色の噴煙が火口縁上200m以下で推移しており、噴煙量はやや少なくなっています。
6日に実施した火山ガス観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり100トン(前回12月24日、200トン)でした。
山頂の南側に設置した傾斜計では浅間山西側の膨張を示すと考えられる変化は認められなくなっています。
GNSS連続観測では、浅間山西側を挟む一部の基線でみられていた伸びの変化はほぼ停滞しています。
火山活動に低下を示す傾向がみられますが、再び火山活動が高まり、小噴火が発生する可能性も考えられますので、しばらくの間は火山活動の推移に注意する必要があります。
噴煙の状況は、白色の噴煙が火口縁上200m以下で推移しており、噴煙量はやや少なくなっています。
6日に実施した火山ガス観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり100トン(前回12月24日、200トン)でした。
山頂の南側に設置した傾斜計では浅間山西側の膨張を示すと考えられる変化は認められなくなっています。
GNSS連続観測では、浅間山西側を挟む一部の基線でみられていた伸びの変化はほぼ停滞しています。
火山活動に低下を示す傾向がみられますが、再び火山活動が高まり、小噴火が発生する可能性も考えられますので、しばらくの間は火山活動の推移に注意する必要があります。
防災上の警戒事項等
山頂火口から概ね2kmの範囲では、引き続き弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、11日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。