浅間山の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 浅間山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯36度24.38分 東経138度31.38分 標高2568m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
4月24日から28日15時までの浅間山の火山活動の状況についてお知らせします。引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒してください。
4月24日から28日15時までの浅間山の火山活動の状況についてお知らせします。引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
今期間、火山性地震の日回数は、概ね10回前後で推移しました。本日(28日)に実施した火山ガス(二酸化硫黄)観測では、1日あたりの放出量は900トン(前回20日、600トン)でした。
浅間山では、3月中旬以降、山体の西側での膨張を示すと考えられるわずかな傾斜変動が認められています。また、3月下旬以降、山体浅部を震源とする火山性地震が増加し、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量のやや多い状態から多い状態が続いています。引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
浅間山では、3月中旬以降、山体の西側での膨張を示すと考えられるわずかな傾斜変動が認められています。また、3月下旬以降、山体浅部を震源とする火山性地震が増加し、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量のやや多い状態から多い状態が続いています。引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、5月1日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。