焼岳の火山の状況に関する解説資料
レベル1(活火山であることに留意)
火山名 | 焼岳 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル1(活火山であることに留意) | |
位置・標高 | 北緯36度13.61分 東経137度35.21分 標高2455m |
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
焼岳では、7月27日以降、空振を伴う火山性地震がしばしば発生しています。活火山であることに留意し、今後の火山活動の推移に注意してください。
焼岳では、7月27日以降、空振を伴う火山性地震がしばしば発生しています。活火山であることに留意し、今後の火山活動の推移に注意してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
焼岳では、10月13日16時37分と58分に空振を伴う振幅の小さい火山性地震が発生しました。7月27日以降、空振を伴う火山性地震がしばしば発生し、黒谷火口からの弱い白色の噴気を観測しています。
10月10日に実施した現地調査では、黒谷火口内で弱い白色の噴気と地熱域が認められましたが、火山灰等の噴出は認められませんでした。また、山頂付近の噴気孔や地熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。
焼岳では、山頂付近の微小な地震活動の継続や山体のわずかな膨張の可能性を示す地殻変動が観測されるなか、空振を伴う火山性地震が発生していますので、今後の火山活動の推移に注意してください。
10月10日に実施した現地調査では、黒谷火口内で弱い白色の噴気と地熱域が認められましたが、火山灰等の噴出は認められませんでした。また、山頂付近の噴気孔や地熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。
焼岳では、山頂付近の微小な地震活動の継続や山体のわずかな膨張の可能性を示す地殻変動が観測されるなか、空振を伴う火山性地震が発生していますので、今後の火山活動の推移に注意してください。
防災上の警戒事項等
今後、火山活動が急変する可能性もありますので、登山する際は、火山活動の異変に注意するとともに、山頂付近では突発的に火山ガス等が噴出する可能性がありますので、ヘルメットを着用するなどの安全対策をした上で、噴気地帯にはとどまらないでください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。