焼岳の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 焼岳 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯36度13.61分 東経137度35.21分 標高2455m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
7月1日から4日15時までの焼岳の火山活動の状況についてお知らせします。引き続き、想定火口域から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
7月1日から4日15時までの焼岳の火山活動の状況についてお知らせします。引き続き、想定火口域から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
今期間、山頂付近を震源とする微小な火山性地震を1日に5回、2日に1回、4日に1回観測しました。火山性微動は観測されておらず、山頂付近の噴気の状況や傾斜変動には特段の変化は認められません。
GNSS連続観測で山頂付近の緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いています。また、5月23日以降、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増減を繰り返しながら発生しており、火山活動が高まった状態となっています。
GNSS連続観測で山頂付近の緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いています。また、5月23日以降、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増減を繰り返しながら発生しており、火山活動が高まった状態となっています。
防災上の警戒事項等
想定火口域から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。