御嶽山の火山の状況に関する解説資料
レベル２（火口周辺規制）
| 火山名 | 御嶽山 | |
|---|---|---|
| 警戒レベル等 | レベル２（火口周辺規制） | |
| 位置・標高 | 北緯３５度５３．５６分 東経１３７度２８．８１分 標高３０６７ｍ |
＜火口周辺警報（噴火警戒レベル２、火口周辺規制）が継続＞
１４日から１７日１５時までの御嶽山の火山活動の状況についてお知らせします。引き続き、地獄谷火口から概ね１ｋｍの範囲では大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
１４日から１７日１５時までの御嶽山の火山活動の状況についてお知らせします。引き続き、地獄谷火口から概ね１ｋｍの範囲では大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
御嶽山では、２０２４年１２月中旬以降火山性地震は、増減を繰り返しながら発生していましたが、２０２５年１月下旬以降少ない状態となっています。今期間、火山性地震の日回数（速報値）は、１４日０回、１５日０回、１６日０回、１７日１５時までに１回でした。
１月２２日以降火山性微動は観測されていません。
傾斜計及びＧＮＳＳ連続観測では、火山活動によるとみられる地殻変動は認められません。
２０２４年１２月中旬以降、山頂付近を震源とする火山性地震の増加や、山頂方向が隆起する地殻変動を伴う火山性微動が観測されており、火山活動の高まりが認められることから、地獄谷火口から概ね１ｋｍの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
１月２２日以降火山性微動は観測されていません。
傾斜計及びＧＮＳＳ連続観測では、火山活動によるとみられる地殻変動は認められません。
２０２４年１２月中旬以降、山頂付近を震源とする火山性地震の増加や、山頂方向が隆起する地殻変動を伴う火山性微動が観測されており、火山活動の高まりが認められることから、地獄谷火口から概ね１ｋｍの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
地獄谷火口から概ね１ｋｍの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、２１日（金）１６時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
