阿蘇山の火山の状況に関する解説資料
レベル1(活火山であることに留意)
火山名 | 阿蘇山 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル1(活火山であることに留意) | |
位置・標高 | 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高1592m |
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山では、孤立型微動の多い状態が続いています。
阿蘇山では、孤立型微動の多い状態が続いています。
火山活動の状況及び予報警報事項
孤立型微動は、2月までは1日あたり50回前後発生していましたが、3月1日以降増加し、3月4日には1049回発生しました。その後、3月10日以降も1日あたり200回から400回程度と、依然として多い状態が続いています。
火山性地震は少ない状態、火山性微動の振幅は小さい状態で経過しています。
4月14日からの火山性地震の回数、孤立型微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 孤立型微動
4月14日 26回 305回
15日 31回 286回
16日 26回 285回
17日 44回 304回
18日15時まで 45回 213回
本日(18日)実施した現地調査の結果、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり1100トン(前回4月9日、900トン)とやや多い状態でした。
中岳第一火口では、本日(18日)、噴煙は白色で火口縁上300mまで上がりました。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
火山性地震は少ない状態、火山性微動の振幅は小さい状態で経過しています。
4月14日からの火山性地震の回数、孤立型微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 孤立型微動
4月14日 26回 305回
15日 31回 286回
16日 26回 285回
17日 44回 304回
18日15時まで 45回 213回
本日(18日)実施した現地調査の結果、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり1100トン(前回4月9日、900トン)とやや多い状態でした。
中岳第一火口では、本日(18日)、噴煙は白色で火口縁上300mまで上がりました。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
防災上の警戒事項等
火口内で土砂や火山灰が噴出し、火口縁に影響を及ぼす可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、19日(木)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。